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なぜ塔婆を建てるのか?|塔婆への質問をご紹介します|塔婆の本当の意味|処分するタイミング|雲林寺古塔婆入れをご利用下さい

群馬県吾妻郡長野原町長野原 雲林寺 0279-82-2201

お墓の傍に立ててある「木の板」をお墓参りのときなどに目にしたことがある方も多いと思います。

この木の板を「婆」と言うのですが、一体どんな意味があるのか。ご存じない方も多いかもしれませんのでご説明させて頂きます。

「大好きな人が亡くなった」

その時に、昔はを建てていたようです。

「大好きだった」「尊敬していた」「忘れたくない」

その想いを 塔 を建てることで表していた様です。

しかし、その都度 塔 を建てるのは大変です。

その 塔 の代わりに 婆を建てる習慣ができました。

婆は木の板ですが、立派な五輪塔を元にしたデザインです。

インドの宇宙の構想要因「地」「水」「火」「風」「空」の5つを表現した五輪が刻まれています。五輪は人間の体をかたどったもので、

空(頭)
風(呼吸器系)
火(体温)
水(水分)
地(身)

が書かれています。

塔婆の意味 雲林寺

婆の事でよく質問を頂く例をご紹介させて頂きます。

①施主は私の兄です。弟である私は、兄とは別に婆を建てても良いでしょうか?

もちろん、構いません。当山の四十九日法要では最高、7本の婆が用意されました。7名様の親族の皆様それぞれに想いがあったのでしょう。

 

婆は故人へ声をかけ、祈ることです。施主様以外に婆をご用意されても全く問題ございません。

婆を建てたものの、いつ下げれば良いのでしょうか?

実は婆を下げるのに具体的な正しい時期は決まっていません。しかし婆は木製で、直射日光や雨が直接当たるため、劣化が起きてしまうので建てた方は心配に想いますね。

当山雲林寺は婆の魂抜き供養のお経をあげ、その後、お焚き上げを定期的にしておりますので、是非当山にございます「古塔婆入れ」をご利用下さい。お布施料は頂いておりません。

 

婆を建てる」ことは現世の家族や親族が「無事に成仏出来るように」と故人へ声をかけ、祈ることです。大切な故人へのエールとして、現世の私たちができることを形にしたのが「婆」です。

婆を建てる」ことが、今生きている私たちにとってのを積むことになり、ご先祖様の供養としてだけでなく、自分の善行にもなるのかもしれません。

人間の持つ自然治癒力を信じて|瑠璃光薬師如来

 

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