大洞山雲林寺の歴代住職を時系列で紹介します。
大洞山雲林寺歴代住職
世代 | 世代尊名 | 示寂年月日(亡くなられた年月日) | 西暦 | 当時の主な日本の出来事 |
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開山 | 為景清春 | 天正11.03.28 | 1583 | 明智光秀、織田信長を本能寺に殺す(1582) |
二世 | 立山宗建 | 慶長03.08.14 | 1598 | 豊臣秀吉死す(1598) 朝鮮から撤兵ほぼ終了 |
三世 | 明堂芳珠 | 慶長12.06.03 | 1607 | 徳川家康、征夷大将軍になり、江戸幕府成立(1603) |
四世 | 高岩鷲道 | 慶長13.06.22 | 1608 | 徳川秀忠、将軍となる(1605) |
五世 | 古山呑秀 | 寛永01.06.13 | 1624 | 徳川家光、将軍となる(1623→1651) |
六世 | 瀾室建秀 | 万治02.12.05 | 1659 | 江戸大火、江戸城本丸・二の丸焼失(1657) |
七世 | 不迷秀達 | 天和02.09.30 | 1682 | 江戸で大火(八百屋お七の火事)が起きる。 |
八世 | 膠室種鸞 | 正徳03.11.18 | 1713 | 徳川 家継が七代将軍を継承 |
九世 | 山堂易瑞 | 享保11.04.13 | 1726 | 吉宗将軍となり享保の改革(1716) |
十世 | 屋外柏応 | 寛延04.10.15 | 1751 | 徳川吉宗死(1751) |
十一世 | 松草喚公 | 安永06.05.27 | 1777 | 十代将軍徳川家治の時代 |
十二世 | 華嶽春芳 | 安永06.08.26 | 1777 | 後桃園天皇 |
十三世 | 枝転梅応 | 寛政04.05.20 | 1792 | 浅間山大噴火(1783) |
十四世 | 知道丈端 | 享和01.04.10 | 1801 | 富山元十郎らが得撫島に「天長地久大日本七属島」の標柱を建立。 |
十五世 | 大応円丈 | 不詳 | 長崎港でフェートン号事件が起きる(1808) | |
十六世 | 禅苗秀丈 | 文化10.08.23 | 1813 | 十一代将軍徳川家斉の時代 |
十七世 | 騰雲竜丈 | 天保06.07.16 | 1835 | 坂本龍馬、土方歳三生まれる |
十八世 | 古韻雲松 | 天保12.05.27 | 1841 | 徳川家斉の死 水野忠邦による天保の改革 |
十九世 | 覚明原道 | 嘉永04.09.04 | 1851 | アメリカ艦長崎 イギリス艦浦賀に来る(1849) |
二十世 | 古鏡春台 | 天保05.01.17 | 1834 | 砲術家の高島秋帆が高島流砲術を完成 |
二十一世 | 甎鏡春台 | 安政05.02.03 | 1858 | 天津条約、日米修好通商条約調印、日蘭修好通商条約調印、 日露修好通商条約調印 |
二十二世 | 無角泰牛 | 不詳 | 第15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上(1867) | |
二十三世 | 灑宝竜禅 | 明治03.10.17 | 1870 | 平民に苗字を許す(1870) |
二十四世 | 蘭翁秀苗 | 不詳 | 立憲政体樹立の詔が発せられる(1875) | |
二十五世 | 禅山一丈 | 明治12.03.06 | 1879 | 明治政府が大蔵省商務局の設置 |
二十六世 | 巨海泰量 | 明治35.09.08 | 1902 | イギリスロンドンで日英同盟が締結される |
二十七世 | 古典省吾 (轟姓) | 昭和21.03.04 | 1946 | 11月3日に日本国憲法が公布される |
二十八世 | 大慈提三 (轟姓) | 平成24. 02. 26 | 2012 | 東京スカイツリー開業 |
二十九世 | 大典紀久 (轟姓) | 東堂 | ||
三十世 | 大意省吾 (轟姓) | 現在 |
大洞山雲林寺の歴代住職を紹介します。歴代住職の亡くなられた年の出来事もあわせて時代背景の参考にしてみてください。
27世古典省吾大和尚
昭和初期の古い資料です。27世古典省吾和尚葬儀の風景を紹介します。
大正初期の本堂に設けた祭壇の画像です。
大正初期の群馬県吾妻郡長野原町です。葬列の弔旗が時代を物語っています。
雲林寺本堂にて27世古典省吾和尚葬儀の写真です。
27世古典省吾住職が勤める葬儀の模様です。
28世大慈提三大和尚
現在も毎年2月3日に行われる節分会。28世大慈提三住職の頃の様子です。
大慈提三住職により執り行われた法要の様子。昭和初期の風情を感じさせます。
昭和27年、大慈提三住職を支えていた檀家の方々と福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の大本山「永平寺」へ参拝に行かれた記念写真です。
昭和59年、28世大慈提三住職が大本山永平寺「報恩受戒会」の焼香師として勤めてまいりました。全国寺院の代表が大本山の禅師さまに代わって導師をつとめる大役を「焼香師」と呼びます。
29世大典紀久大和尚
29世大典紀久住職の法戦式の写真です。法戦式(ほっせんしき)とは、修行僧が一人前の僧侶として認めてもらう儀式のことです。
30世大意省吾住職
昭和後期の30世大意省吾住職の得度式(仏道の修行に入る儀式)です。
大洞山雲林寺にて28世大慈提三住職、29世大典紀久住職、30世大意省吾住職の記念すべき1枚です。