子どもは親の背中を見て育つ|よき人に近づけば覚えざるによき人となるなり
霧の中を歩いていると、知らず知らず、衣服が湿ってしまい重くなっていきます。
人生もまた、それと同じです。
日頃どんなことをしているか、どんなことに日頃触れているか、日頃どんな人と付き合っているか。それがいつしか、その人の身にしみついてしまうのです。
霧の中を行けば覚えざるに衣しめる。よき人に近づけば覚えざるによき人となるなり
『正法眼蔵随聞記』より曹洞宗の開祖 道元禅師の言葉です。
子どもは親の背中を見て育つという言葉のように、何を教えようとしなくても、親の言動に多大な影響を受けて子どもはおのずと成長するのだと改めて痛感します。
心していきたいと想います。
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