節分会|季節の変わり目には体調管理を
「季節の変わり目だから体調崩さないように」といった言葉をよく耳にします。
季節が変わる時期はどうしても体調が悪くなりがちです。風邪をひかないまでもなんとなく体調が悪く、体がだるいといった症状になります。身体だけでなく、気持ちも晴れない、落ち込むような感覚になるという方もいらっしゃるでしょう。
昔は現代ほど医療も発達していないため、ちょっとした風邪や病で多くの人がお亡くなりになりました。
当時の人は、「季節の変わり目には “目に見えない邪悪なもの(鬼)” が来て人の命を奪っていく」と考えられていました。
当時の人にとって「季節の変わり目は不吉だ」と考えるのも、自然なことなのかもしれません。
季節の変わり目は 邪気 が入りやすいと考えられ、鬼を払い福を招き入れる行事を行いました。
立春の前日である2月3日を 節分会 とし、新しい一年間の無病息災を願い、現代まで続く日本の伝統行事として大切にされてきたのです。
立春を新年とすると、節分は大晦日にあたり、年の変わり目は 厄除け祈願を行うには最適な日とされております。
毎年行われる雲林寺の節分会では皆様の平安無事をお祈り致します。
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