開眼ならびに点眼供養
新しく建てたお墓に魂を宿す儀式を開眼(かいげん)供養といいます。
単なる石の墓石は開眼供養を行うことで、仏の魂を迎え入れて、初めて礼拝の対象となります。
仏像・仏画などを作った場合、最後に眼を入れて魂を迎え入れるので、開眼という言葉が使われます。
点眼(てんげん)とも言います。
また、仏教の祖であるお釈迦様は6年の歳月をかけ、悟りを開きました。
真理を悟り、第三の目が開く→開眼する と言う意味もあります。
私たちが新居に住まいするとき、ご縁の方をお招きして新築で振舞いをします。
それと同じように、お墓はご先祖さまの住まいするところですので、そこが新しくなったときは、ご親族などをお呼びして、みなさんにお参りしていただけば、大変良いご供養になります。
その場が清らかな地と成るようお清めして天地に知らしめ、さらに安心して宿って頂くために、お釈迦様をはじめ諸々の仏様をご招来し常に仏様のご加護を頂戴することができるよう祈念するのです。
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