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お寺の階段

お寺の階段 群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

お寺の階段は

コケが付いていて、滑りやすく、

石の大きさがバラバラで、

段差の高さもバラバラです。

秋は落ち葉があり、冬は雪があり、

さらに登りにくくなります。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201 

そのため、足元(あしもと)を良く見て階段を上がるわけですが、

お寺の階段 足元を見る=下を見る のは理由があります。

頭を下げて仏さまを敬う。

つまり、階段が無ければ 上を向いて、ふんぞり返って、ご本尊へと向かうことになります。

日本は昔から、尊敬するものを自分より高い位置に置く習慣があります。

仏さまを見下ろすことは失礼にあたると考えるので、階段を長くすることで、自然とご本尊さまは高い位置に置かれるようになります。

階段を一段、また一段と上がるごとに、普段の生活で身についてしまった煩悩(ぼんのう)穢れ(けがれ)を落とし、階段を上りきった時には、心身が清められるていると考えます。

長い階段を上がることは修行であります。

雲林寺 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

ご本尊さまも高い位置に置かれますが、

ご法事の時、故人様の写真も高い位置に置かれます。

故人様を敬い、拝むためです。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺

お寺に階段がある理由は

頭を下げてご本尊さまを敬うため

ご本尊さまを見上げて拝むため

階段があると、自然とできるようになるようです。

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