脚が組めない人に最適な坐禅をご紹介|椅子坐禅でリフレッシュ|調身調息調心
お寺に行くのが嫌だなぁ、と思う理由が「正座」という方は少なくないかもしれません。お寺イコール正座というイメージは結構あると思います。
雲林寺の本堂はいつからか、たくさんの椅子を常時置くようになりました。これも時代の流れでしょうか、老若男女誰もが「椅子があって助かります」とおっしゃいます。生活様式が西洋化した今日、好んで正座をする人など皆無なようです。
雲林寺の待合室
法要の様子
床に座ったり正座をする習慣がない方々にとっても、脚を組むというのは簡単なことではありません。
「坐禅をしたいけど、足が組めません」
そうしたハードルをクリアできる坐禅が椅子坐禅です。
国内外で徐々に広まっていて、現在では曹洞宗公式ホームページでも椅子坐禅が認められています。
椅子坐禅の環境作り
①できるだけ静かな場所
②心地よい温度 ③下半身が安定する椅子 |
自然に雑念が沸いてきます。その雑念を追わず、放ってみて下さい。浮かびっぱなしにして追い求めなければ消えて行きます。
呼吸を意識すると雑念は消えやすいようです。
「出る息は長く心を込めよ。吸う息は短く。この呼吸を頼りに真理に気付け」
お釈迦様のお言葉です。
身体を調える(調身)呼吸を調える(調息)そして心を調える(調心)坐禅の最中はこの3つの柱を実感しながら、あるがままの状態に身を委ねて下さい。
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椅子に腰掛けて気持を落ち着ける。たった5分間の椅子坐禅でも気持が落ち着きます。
仕事や家事の合間を利用し、リフレッシュタイムとして、是非椅子坐禅禅を取り入れてみてください。
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