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ドーム型の塔

雲林寺 永代供養墓 

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

ドーム型の構造物の上に金の相輪(そうりん)

この様式の建築を 仏舎利塔(ぶっしゃりとう)、ストゥーパと呼びます。

 

クシナガラ(インド)でお釈迦様が亡くなられた後、そのご遺体は火葬されました。

そのご遺骨はお釈迦様を慕う8つの国の王に分骨され、そのご遺骨を納める為にが建てられました。

この塔が ストゥーパ です。

 

お釈迦様の最後の地であるクシナガラ

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

円筒形の屋根の涅槃堂には6.1mの巨大な 寝釈迦像 が横たわっています。

そしてその背後にドーム型で高さ23mの ストゥーパ があります。

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

ストゥーパはサンスクリット語で、 音写されて卒塔婆(そとうば)、略して塔婆(とうば)と言われるようになりました。

お寺やお墓でよく見かける木の板 塔婆(とうば)

塔婆のもともとの意味は お釈迦様のお骨を収めた塔 のことで、五輪塔などと同じく仏教の宇宙観である五大(空・風・火・水・地)が表されています。

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

雲林寺の永代供養墓は、ストゥーパ をイメージし建立させて頂きました。

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

背後には全長9メートルの 寝釈迦像 が優しい表情で横たわっていることから、

雲林寺は 日本のクシナガラ とよばれております。

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

丸みのあるドーム型から、 やわらかく包まれている やさしさを感じ取れるかもしれません。

丸みを帯びたドーム型の屋根に 心安らかなお墓 と感じていただければ幸いです。

 

あの世とこの世を結ぶ塔婆|亡き方への手紙

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