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文化の継承|長野原の鳥追い祭|雲林寺住職が想う

鳥追い 雲林寺

少子高齢化、新型コロナウイルスの影響で、全国の祭礼や民俗芸能の継承が苦境にあるそうです。

本日、雲林寺所在地、長野原町長野原の伝統の祭である「鳥追い祭」が2年ぶりに開催されました。

縮小形式ではありましたが、「鳥追い祭」が途絶えることのないように、地域で感染対策等、知恵を出し合っての開催でした。

雲林寺近所 どんど焼き

開催の決断や形式を決めるのは地域の大人でありますが、本日、参加する子供達の生き生きとした姿を嬉しく思いました。

「祭」の継承は多様です。「昔から続いてきているものを変えない方がいいのだ」という立場の人もいますし、「伝統は革新だ」という立場の人もいます。継承への想いは様々です。

「祭」だけではなく「継承する」ということは柔軟性が問われる繊細な問題だと想うばかりです。

「祭」そのものはしいものです。準備する側は大変かもしれませんが、本日、「鳥追い祭」に参加する子供達の姿にしさが見えたように想えます。

 

2023年1月14日の光文字は「楽」

しくなければ続かない」

子供の習い事、大人の趣味、どちらもしくなければ、続きません。

しさを感じるからこそ、成長があると想います。

そして、その楽しさから習得したものは、恐らくその方の人生の1ページとなることでしょう。

私は必ず、お亡くなりになられた仏様の戒名を授ける際にご性格、お仕事、生い立ちの他に「趣味」「特技」をお伺いし、戒名に反映させて頂いております。

私は冬シーズン、スキーの指導をしておりますが、スキーのしさの伝道者でありたいと想っております。

坐禅

 

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