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「アバター」は仏教から|あつまれどうぶつの森|VR仮想現実の進化と仏教

化 仏教

こども達に大人気の「あつまれどうぶつの森」は無人島の住民として日常とは違う生活を満喫するゲームです。

無人島の中で、島を飾ったり、生き物を捕まえたり、オンライン通信で他の人とコミュニケーションをとったり、様々なことができます。

では、自分の姿をどのように表現するのでしょうか?

容姿を自分自身で設定します。髪型、肌の色、目の形、他諸々を選び、出来上がったキャラクターで意思表示や行動を行うことができます。

このキャラクターを『アバター』と言うそうです。

その『アバター』という言葉。仏教からきています。『アバター(avatar)』は、はサンスクリット語(古代インド語)のアヴァターラ(avatāra)を語源としています。

仏教漢語の「身」の意味があります。

仏教の「身」は、仏や菩薩などが、人々を救済するために人間世界に現れる仮の姿のことです。つまり、仏教の考え方では、仏の世界が「真の世界」で人間の世界が「仮想世界」になります。

しかし、現在「アバター」を使う場合は、人間世界を「真の世界」とし、ゲームやアニメなど「仮想世界」の自分の姿を「アバター」と呼んでいます。

現在わたしたちが使っている「アバター」の意味は、仏教的な本来の意味とは逆転しているようです。

 

VR(仮想現実)はますます、進化している様です。

VRゴーグルさえ装着すれば、世界中どころか宇宙空間、未知の世界への旅行体験ができるそうです。

インターネット上に構成される3次元の世界(仮想空間)のことをメタバースというそうですが、『アバター』を使って現実世界に限りなく近い状態で活動できるそうです。

雲林寺 VR

現実世界と同じく常に時間が流れ続けている世界で、『アバター』を動かし、Web上の空間で社会生活を送れるそうです。

先日、某御寺院でVRゴーグルで地獄を体験し、地獄へ堕ちた後は懴悔文を読み、しっかりと自分と向き合った後、住職の法話を聞く、といった内容のニュースを見ました。

地獄を体験すると、そのあと聞いた住職の法話が身に染みるそうです。

私は自分自身の法話が是非、皆様のお役立てに立てればと毎日、考えております。…いつの日が、VRゴーグルを付けての法要《VR法要》が、あたり前になるのかもしれません。

親ガチャ|仏教の視点から|一切皆苦(いっさいかいく)

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