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過去帳

雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73
JR東日本が主催する無料のウォーキングイベント「駅からハイキング」のコースを、群馬県立長野原高等学校の生徒さんが考案されました。
コース名は 「私たちと一緒に通学路の歴史と自然を歩いて学びませんか」
コースの中に 雲林寺 を入れて頂き、2班に分かれ多くの方にご来山して頂きました。
雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73
主に雲林寺の歴史をお話しさせて頂きましたが、皆様興味を持たれたのは 過去帳 の存在です。
過去帳 は、故人様の 命日や戒名 を記載しておく大切な仏具です。
雲林寺
永禄2年(1559年) 為景清春(イケイセイシュン)が 開山、海野幸光が開基となって 雲林寺 として創建され現在に至っています。
江戸時代の1635年、 檀家制度の確立 とともに 過去帳 は全寺院に備えられるものとなりました。
雲林寺は 天明3年(1783年)の 浅間山の噴火 によって甚大な被害がおよびましたが、当時の住職であった13世枝転梅応住職が、大噴火の際、過去帳だけを持ち逃げることができました。
そのため、明暦4年(1658年)以降の記録が当山に保管されています。
過去帳は個人情報ですので、中身をお見せすることはできないのですが、過去帳そのものを皆様にお見せしますと、その歴史の重みを感じられるようでした。
雲林寺0279-82-2201 群馬県吾妻郡長野原町長野原73

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