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只管打坐(しかんたざ)|身心脱落

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

曹洞宗の開祖・道元禅師の坐禅(ざぜん)は、「只管打坐(しかんたざ)」であります。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

「ただ ひたすらに坐る」という意味です。

「それに成りきること」であり、坐禅は、坐ることに成りきることであります。

体と心が一つになる

ということです。

道元禅師は「只管打坐」により身体と心の束縛から離れる「身心脱落という境地に至り、悟りを得たとされています。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

この「身心脱落」というのは、身も心も一切の束縛から放たれ、自由になった状態を指し示しています。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

これまで自分自身が様々なものに執着していたことが、あらゆる苦悩を生み出す原因であったことに気づき、身心共々、とらわれるものがなくなって、すっきりとした状態になることであります。

こうした状態というのは、なかなか想像し難いものがありますが、

「すがすがしい」

「怖いものがなくなる」

といった、何ともいえない爽快な状態です。

異国の地・中国で、ついの本当の師匠に出会うことができ、悟りの境地を得ることができた道元禅師にとって、何とすがすがしく、爽やかな瞬間を迎えられたかは想像に難くありません。

本日、埼玉県より坐禅体験に来られました。

坐禅終了後の爽やかな顔が印象的でした。

是非、また坐禅にお越し下さい。

トイレ掃除で運気を上げる|烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

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