血脈(けちみゃく)は仏弟子になった証明書
曹洞宗のご葬儀に参列した事がある方なら、血脈(けちみゃく)という言葉を聞いた事がある方がいるかもしれません。
血脈(けちみゃく)とは、お寺の住職から戒名を授かった者が、仏さまの弟子となった事を証明する資料の事 で、お釈迦さまの血(教え)が弟子から弟子へと脈々と受け継がれている事を表す家系図や系譜図のような構成で出来ているもの を指します。
血脈にはお釈迦さまからの教えを相承してきた歴代の弟子たちの名前(曹洞宗では達磨大師や道元禅師など)が書かれており、最後から二番目には故人さまに戒律を授ける導師(寺院の住職さま)、そして最後に故人の名前が書かれています。
お釈迦さまから故人まで一本の赤い線によって繋がっていますが、血縁(けつえん)という言葉があるように、赤い線は血筋を表しており、正しい教えが代々相承されてきた証と言えます。
血脈とはお釈迦さまと決して切れることのないご縁が故人さまと結ばれた証、
つまりは 故人さまが釈迦さまの弟子になった証明書 なのです。
お釈迦さまから故人まで一本の赤い線によって繋がっていますが、血縁(けつえん)という言葉があるように、赤い線は血筋を表しており、正しい教えが代々相承されてきた証と言えます。
血脈とはお釈迦さまと決して切れることのないご縁が故人さまと結ばれた証、
つまりは 故人さまが釈迦さまの弟子になった証明書 なのです。
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