雲林寺5世 古山呑秀大和尚の400回忌法要
6月13日は当山の5世 古山呑秀(こざんどんしゅう)大和尚の 400回忌の命日にあたります。
寛永元年(1624年)にお亡くなりになりました。
日本史でいうと徳川家光が第3代将軍となる頃です。
縦に長い卵のような石が乗ったお墓があります。
大きな卵型の塔身は安定感があり、堂々としていながらどこか優しげな印象があります。
このお墓は無縫塔(むほうとう)と言い、お寺の僧侶のお墓として建てられたものです。
無縫塔は鎌倉時代に禅宗とともに日本に伝わりました。
当初は禅宗の僧侶のお墓として広まりましたが、江戸時代以降は大名や身分の高い人、また宗派を問わず僧侶のお墓として用いられ、現在にも受け継がれています。
お寺にお越しの際は、ぜひ足を止めて雲林寺歴代住職の方々に手を合わせてみてはいかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。