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4月8日は、お釈迦様が生まれた日

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

4月8日は仏教を開いたお釈迦様の誕生日です。

仏教を開いた方の誕生日を祝うことは、キリスト教でいうところの クリスマス と同じくらい大切な日であります。

 

お釈尊様が産まれる前のある夜、お釈迦様の母の摩耶夫人(まやぶにん)は、不思議な夢見ます。

真っ白い大きな象が天から降りてきて、摩耶夫人のお腹に入る といった夢です。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

この夢の意味を学者に尋ねると

「これはおめでたい。やがてすばらしい男の赤ちゃんがお生まれになるにちがいありません。」

と言われました。

それから1年後の4月8日にお釈迦様は誕生されました。

 

しかし、大変悲しいことがおこります。

お釈迦様が誕生されてから7日後、母の摩耶夫人(まやぶにん)が突然病気で亡くなってしまわれたのです。
 

こうした悲しみも乗り越えられ、父の浄飯王(じょうぼんのう)や叔母(摩耶夫人の妹)、その他の人々の慈愛をうけて、立派に成長されてゆかれました。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

19歳になったお釈迦様は、王様のはからいで、ヤショーダラー姫と結婚され、楽しい月日を過ごします。

ある日のこと、お釈迦様は、お供をつれて東の門から出られました。

途中でシワだらけの老人に出会いましたが、その姿を見て、老いることの現実に驚かれました。

数日し、南の門から出ることがありました。

そこでは手足をふるわす病人をご覧になりました。

また西の門から出たときは、見慣れない行列に出会いました。それは葬式の列でした。

「人は誰でも歳をとって老いてゆき、やがて病人となり、そして最後に皆、誰でも死んでいく」

最後に北の門から出たときは、質素ですが、気高く、堂々とした修行者に出会いました。

お釈迦様は

「私もこの修行者のように、自分も城を出て修業をつもう。そうすれば、老・病・死の苦しみから逃れる道が見つかるかもしれない」

そうして、ただひとり、悟りの世界に向かって大きな歩みを開始されたのです。

お釈迦様が29歳の時、これが仏教のはじまりです。

群馬県吾妻郡長野原町長野原73 雲林寺0279-82-2201

雲林寺では4月より上旬まで、お釈迦様の誕生を祝い、「花御堂(はなみどう)」を安置し、誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。

どなたでも参拝できますので、お釈迦様の誕生を祝い、甘茶をかけてみませんか?

お気軽にお声かけください。

 

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